給食室より
食育活動 たんぽぽ組
2023.05.11
今年度初めてたんぽぽ組さんと行う食育活動は鹿児島の郷土料理である「あくまき」を作る活動でした
鹿児島の郷土料理には「あくまき」の他にも「つけあげ」「けいはん」「きびなごのさしみ」「じゃんぼもち」など美味しい食べ物がたくさんあります
灰汁が天然の保存料の役目をするため、戦国時代には戦場の兵糧として活躍したほか、冷蔵庫のない時代の保存食として重宝されてきました。男の子の節句には尚武を願い、菖蒲の葉を添えるなどの習慣もあったそうですよ
「あくまき」は、灰汁(あく)ともち米、竹の皮があれば出来るとても簡単な郷土料理です
一晩灰汁に浸けたもち米を竹の皮で包み、たっぷりの水で煮ます。煮る時間は2時間から3時間かかりますが、じっくり煮た「あくまき」はぷるんとして灰汁の匂いがほんのりとしてとても美味しいです
では、さっそく作ってみましょう♪
まずは竹の皮をさいて「あくまき」を包む紐をつくります
つぎに、灰汁に一晩浸けたもち米を竹の皮で包みます
竹の皮で作った紐で、しっかりと結びます
3時間じっくり煮て…
出来上がった「あくまき」はおやつの時間に食べましたよ
灰汁が苦手な子が多いかなぁと思っていましたが、みんなあっという間に間食!!
とても美味しい「あくまき」が出来ました(^▽^)/